台風の被害に遭ってしまったらどうすればいい?
さて、前回の記事では台風がやってくる前にやっておくべきことを中心に書いてきました。今回は台風がおさまった後に万が一、台風の被害に遭ってしまった場合の対処方法についてご説明していきたいと思います。
どんな被害があるの?
弊社では、台風がさったあと管理物件を全て見回りを行っておりますが、様々な被害がありますので一部をご紹介します。また、実際に入居者の方々から連絡があったお部屋の中での被害もご紹介致します。
・建物の屋根が一部道路に吹き飛んでしまっている。
・駐車場内に2m程の鉄板が転がっている。(どこの鉄板なのかは不明でした。)
・強風により店舗のガラスに看板が飛んできて割れていた。
こう見ると強風による被害が非常に多いですね。
次に入居者の方々からの被害です。
・天井から水漏れが発生している。
・電柱が倒れかけていて、建物に倒れてきそう。
入居者からの被害はほぼ水漏れ関係が多いですね。
2つ目の被害は本当にびっくりしました。実際に見に行くと電柱が傾いていて、電線に電柱がひっかかっている状況でした。電線がなかったらと思うと本当にぞっとしてしまいます。
近所の方がすでに役所に連絡をして対応依頼をしてたみたいでしたので、本当に助かりました。
対処方法はどうすればいいの?
このように台風がさった後は様々な被害が発生します。
被害があったら落ち着いて対処するようにしましょう。
まずは慌てずにが基本です。
屋根が吹き飛んだ場合を例にご説明します。
①被害にあった箇所の写真撮影
屋根が吹き飛んだ場合は吹き飛んだ屋根の破片と屋根の上の破損個所の写真を撮りま しょう。(屋根の写真を撮る時は危ないですので、工事業者に撮ってもらうといいかもしれないですね。)
保険を適用する際の提出書類となります。
②建物周辺のチェック
周辺の建物や車にも被害がある場合もあります。
③屋根の破片の回収と修理業者の依頼
屋根の破片は移動できる場合は邪魔にならない箇所に移動しておきましょう。
回収業者と修理業者の手配をしましょう。
⑤保険会社の手続き申請
保険会社に連絡をして、手続きの申請をしましょう。
このような流れで対処してみてください。普段お仕事をされていたり、ご高齢のオーナー様だったりすると対処するのが難しいかもしれません。そんな時は管理会社に相談してみるのもいいかもしれません。
全2回にわたり、台風関連の記事を書かせて頂きました。この記事を読んで頂き是非参考になればと思います。
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