空室対策について考えてみました。
1月に入り、単身者のお引っ越しも増えてきてくる時期になってきました。
空室が長く続いているお部屋は3月までには何とか入居者を決めたいところですね。
空室期間をなるべく短くするための対策は色々とあります。
貸主様も不動産会社から空室をなるべく出さないために色々と空室対策を提案されている
かと思います。
どんな空室対策があるのか。ご紹介していきたいと思います!
①リノベーションをする。
空室対策の一つとしてリノベーションがあります。
リノベーションとは室内の間取り、設備、配管などを全て交換して、新築同様の
内装に仕上げることです。
新築を建てるよりも費用は抑えることができます。
リノベーションとリフォームは何が違うのか。
リフォームとは物件を貸す前に壊れたエアコンを交換する。クロスの張替えを行う
などの「原状回復」になりますので、リノベーションとは少し違ってきます。
最近ではリノベーションをする際にアクセントクロスを取り入れたりしてデザイン性を
高めている物件もあります。
また、コロナ禍の昨今ではテレワークなどの普及でwifiなどのインターネット環境の
整備や安全性の確保をするためにTVモニター付きインターホンの設置などの付加価値を
つけてみるのも良いかもしれません。
リノベーションをすると、やはり入居希望者の反応は非常に良くなり、内見の件数が
増えてきますので、空室対策としては非常に効果があります。
「築年数は古くても室内が綺麗で設備が整っていれば住みたい」と入居希望者は
非常に多いです。
空室対策の一つの方法として考えてみてはいかがでしょうか。
②初期費用を安くできるプランでアピール(敷金・礼金0ヶ月プラン)
スーモやホームズなどを見ていても増えてきていますが、初期費用を抑えて入居できる
という物件です。
具体的には敷金・礼金なしという形態が多いですね。
例えば、
賃料50,000円 敷金1ヶ月 礼金1ヶ月だった場合の初期費用は
敷金 50,000円
礼金 50,000円
仲介手数料 55,000円
火災保険料 20,000円
保証料 35,000円
賃料 50,000円
初期費用は260,000円になります。
敷金・礼金が0の場合の初期費用はというと、
仲介手数料 55,000円
火災保険料 20,000円
保証料 35,000円
クリーニング代 33,000円
賃料 50,000円
193,000円になりますので、差額が67,000円になります。
入居希望者も初期費用はできるだけ抑えたいという方が多いので、
インパクトを与えることができますね。
敷金、礼金がなしの場合、契約時にクリーニング代を先に受領します。
敷金1ヶ月であれば、退去時にクリーニング代を敷金と相殺できますが、
敷金なしの場合だと相殺できません。
退去時に借主負担となるものが他になければクリーニング代費用だけで済みますので、
敷金の精算をせずに退去してもらうことができます。
初期費用についてのお問い合わせは非常に多いですので、少しでも安い初期費用で
入居ができるとアピールできれば空室対策としては効果があります。
どのようにして差別化を図っていくのか。重要なポイントです。
ここまで2つの空室対策をご紹介してきました。
現在、空き家問題は深刻になってきており、空室で悩まれている貸主様も
多いのではないでしょうか。
賃貸物件の募集をする時には家賃を決めて募集をかければ良いということでは
ありません。
・物件が所在するエリアで需要はあるのか。
・どのような設備が好まれているのか。
などを考えながら空室対策をしていかなければなりません。
数ある賃貸物件の中から差別化を図り選ばれなければなりませんね。
「どうすれば選ばれるか。」「住みやすい環境を提供できるか。」
がとても大切だと思います。
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
空室対策はなかなか難しいものですね。
ホーセイ土地の管理物件でもコロナ禍の影響でまとめて3つ空室になってしまった
物件などもあり、どんな空室対策がベストなのか。試行錯誤しながら日々頑張っています!
本日は2つの空室対策をご紹介しました!
明日以降他の空室対策もご紹介していきたいと思います(^O^)
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