オーナー様のお悩み解決~退去後の原状回復でトラブルを防ぐ方法~
皆様こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。
まだまだコロナウイルスも終息しそうにない状況ですが、
ホーセイ土地ではコロナウイルスの感染対策をしながら営業しています。
さて、賃貸物件を所有していると様々なトラブルが起こります。
今回は数多くあるトラブルの中のひとつ敷金、原状回復のトラブルについて
記事にしていきたいと思います。
原状回復トラブルが起こってしまう原因は?
賃貸物件のトラブルの中でも原状回復のトラブルは非常に多いと言われています。
私も友人から大家さん(または)管理会社からとんでもない金額を請求された!
なんて相談を受けることがあります。
一般的に退去後には入居者立ち会いのもと鍵の返却と室内の確認を行いますが、
そこで問題となってくることが原状回復です。
賃貸借契約では原状回復義務があり、
国土交通省の「原状回復をめぐるトライブルガイドライン」を参考に原状回復をする
ことが多いと思います。
もし、入居者の負担となる汚損や破損があった場合に入居者も納得した上で
敷金の精算が終わることが一番の理想ですがそんなスムーズにうまくいかないことも
あります。
なぜ、スムーズにうまくいかないのでしょうか。
それは破損・汚損があった時にそれが元々あったものなのか。または入居者の不注意での
破損・汚損なのかがわからず話し合いがスムーズにいかずトラブルと
なってしまいます。
オーナー様からすれば「傷つけた(壊した)んだから原状回復してね!」ですが
入居者の立場からすれば「もともとあったものだから原状回復しません!」と
なるわけです。
こうなってしまうと解決することがなかなかできませんね。
入居者が決まったら写真を撮っておく!
このように元々あった破損・汚損なのか。入居者の不注意での破損・汚損なのかわからず
トラブルになってしまうとお互いもやもやが残ってしまい気分も悪いですよね。
このトラブルで一番問題となっていることはオーナー様も入居者も証拠となるものが
ないということです。
本当に元々あった破損・汚損なのか。入居者の不注意での破損・汚損なのか。
何年も入居してもらっているとお互い入居時の室内状況のことはなかなか覚えていない
ものですよね。
このようなことが起こらない為にも入居者が決まった時から対策をしておくことが
大切です。
対策方法としては室内の写真を細かく撮って保管しておくようにしましょう。
写真を撮っておくことで退去時に破損・汚損に関して証拠がありますので証明することが
できます。
写真撮影をする時のポイントとしては
まず、細かい室内の細かいところまでしっかりと撮影しておきましょう。
室内全体をサラッと撮影しただけではあとで見た時にわかりづらい場合があります。
もう一つはすでに破損・汚損している箇所がある場合にはその箇所も
撮影しておきましょう。
破損・汚損がわかりづらい時にはマスキングテープなどを使うと良いです。
上記の2つが写真撮影でのポイントですので参考にしてくださいね。
原状回復のトラブルを解決した事例をご紹介します。
原状回復のトラブルで私が経験した事例を紹介しますね。
弊社の管理物件の退去立ち会いを行った時のお話です。
入居者立ち会いのもと室内確認を行っているとトイレの便器が割れているのを
発見しました。
入居者に確認すると何かをぶつけた記憶もなく割った記憶がないとのこと。
しまいには入居時から割れていたと言われました。
こちらからすると割れている状態で引き渡すはずがありませんし、
もし万が一入居時に割れているということであれば入居者はなぜ連絡をしなかったのか
疑問に思いますね(笑)
オーナー様ももちろん破損状態で入居者に引き渡す訳ないのでもちろん原状回復費用を
入居者に請求しましたが入居者は請求を断固拒否する始末です。
話し合いを続けていき入居者から要望がありました。
それは入居時に破損していない証拠を出してくれとのことで
破損していないことが証明できれば原状回復をするとのことでした。
私は入居時に撮っておいた写真を送りました。
すると入居者もさすがにもう言い訳することができない様子で原状回復をしてもらえる
ことになりトラブルを解決することができました。
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます!
原状回復のトラブルを未然に防ぐ為に室内の写真は隅々まで細かく撮っておくように
しましょう。
ホーセイ土地では入居者が決まった時には原状回復のトラブルが起こらないよう
入居前に室内の写真を細かく撮って対策をしています。
その他の賃貸物件でのトラブルに関してお悩みのオーナー様はお気軽にご相談ください。
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ご相談くださいませ。
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