キャッシュフロー表とライフイベント表って何?不動産専門のFPが解説します!
皆様。こんにちは。株式会社ホーセイ土地です。
教育資金・住宅購入資金・老後資金は人生の3大支出と言われていますが、実際には
どれくらいの費用が必要なのか、いくらくらい貯金をしておけば良いのか漠然とした不安がある方も多いかと思います。
このような漠然とした不安はキャッシュフロー表とライフイベント表を作成することで解消することができます。
キャッシュフロー表を作成して将来のお金の流れを「見える化」することで
現状を把握し、将来の不安を解消することができます。
キャッシュフロー表とライフイベント表とは?
キャッシュフロー表をわかりやすく説明すると現在のご家族の収支と今後起こりうる
ライフプラン(出産・住宅購入・子供の進学など)をもとに将来のお金の流れをまとめたもので現在から40年、50年先までのお金の流れを把握することができます。また、将来的に必要となる子供の教育資金や住宅購入資金などのライフイベントに必要な資金を知ることができます。
キャッシュフロー表を作成するにはまず「ライフイベント表」を作成します。
ライフイベント表とはご家族の将来の予定や希望、目標などについて収入と支出の
両方を含めて時系列に沿って一覧にできるようにまとめた表です。
ライフイベント表はキャッシュフロー表を作成する前提となる重要な表です。
ライフイベント表は以下のように作成します。
ライフイベント表を作成することで漠然と考えていた自分と家族のライフイベントを
再確認することができ、時系列で把握することができますので非常にわかりやすく、
ライフイベントに必要な費用を数値化して把握することができます。
また、ご家族に応じてライフイベント表に記載する対象者を別居の親族(例えば、ご主人様の両親や奥様の両親)などまで拡大することで両親との同居や介護のなどの
必要性についてもまとめて認識することもできます。
キャッシュフロー表を作成までの手順
キャッシュフロー表は以下の手順で作成していきます。
①ご家族構成と年齢の記載
②ライフイベントの記載
③年間の収入と貯蓄額の記載
④年間の支出の記載
⑤翌年度以降の記載
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①ご家族構成と年齢の記載
まず始めにご家族全員分の年齢を記載します。
ご出産の予定または計画がある場合には予定年に子供が生まれたとして入力します。
家族の年齢は各年とも12月31日時点の満年齢を記入するとわかりやすいです。
②ライフイベントの記載
次に作成したライフイベント表をもとにライフイベントを入力します。
ライフイベントで必要となる費用は「支出」の「一時的支出」に記入していきます。
ライフイベントには以下のようなものがあります。
●住宅取得の費用
●ローンの繰り上げ返済費用
●リフォーム費用
●車の購入、買い替え費用
●子供の教育費用
●出産費用
●結婚費用
など。
将来的なライフイベントについては想定している年に入力をします。
例えば、2030年に住宅取得を考えている場合には2030年に入力をしましょう。
③年間の収入と貯蓄額の記載
次にご家族それぞれの年間の収入を入力します。
収入は「可処分所得」で入力します。
可処分所得とは社会保険料・所得税・住民税などを差し引いた収入で一般的に
「手取り収入」と言われているものです。
収入には以下のようなものがあります。
(1)継続的収入
①給与収入
②その他の収入・・主たる収入以外の継続的な収入(不動産収入、配当収入など)
③公的年金・・・・公的な年金、障害年金、遺族年金など。
※老齢年金と遺族年金を同時に受給する場合など複数の年金を
受給することができる場合は、項目を複数に分けた方が
わかりやすいでしょう。
④私的年金・・・・公的年金以外の年金。(企業年金、生命保険、共済契約等の
個人年金契約による年金、確定拠出型年金(個人型、企
業型)、国民年金基金、小規模企業共済の分割受取金など)
⑤その他の継続的収入・・・一定期間にわたって継続的に収入として発生するもの
(定期的に受け取る生存給付金など。)
(2)一時的収入
単発的に発生する収入にことです。
満期保険金、生存給付金、解約返戻金、退職金、資産売却収入などがあります。
④年間の支出の記載
次にご家族の年間の支出を入力します。
支出は毎年ばらつきがあると思いますので平均的な金額を記載しましょう。
記載する支出は年間のものになりますので「月額の支出×12か月」で計算します。
支出には以下のようなものがあります。
(1)継続的支出
①基本生活費・・・食費、水道光熱費、通信費、公共料金、お小遣い、交通費
雑費など
②住居費・・・・・賃貸の場合は家賃、管理費など。
持ち家の場合は住宅ローンの返済額、固定資産税
都市計画税、管理費、修繕積立金
③教育費・・・・・学校教育費、学校以外の塾などの費用の総額
④保険料・・・・・生命保険、火災保険、個人年金保険、確定拠出年金
共済掛金などの保険料支出の総額。
⑤その他の支出・・被覆履物費、家族娯楽費、旅行費用、冠婚葬祭費、
贈答費用、交際費、車の維持費(自動車税や車検費用)など
(2)一時的支出
単発的に発生する支出のことです。
住宅取得の費用、ローンの繰り上げ返済費用、リフォーム費用
車の購入、買い替え費用、子供の教育費用、出産費用、結婚費用など。
⑤翌年度以降の記載
翌年以降も上記4つの手順でそれぞれの項目を記入していきます。
無料のライフシミュレーションソフトなどでキャッシュフロー表を作成する場合には
自動で翌年度以降も計算してくれますがエクセルなど手入力の場合はご自身で入力することになります。
翌年以降の各数字は物価の上昇や収入の上昇などを考慮するために変動率を設定すると
良いでしょう。
将来の収入や支出、ライフイベントにかかる費用が現在の金額とまったく同じということは考えにくいかと思います。
物価変動等の影響で現在の金額より高くなったりまたは安くなったりして、金額が
変わっていく可能性もあります。
このような金額の変化の割合を年率で予測した数値が変動率です。
変動率は収入や支出の種類によって異なり、今後の経済情勢や金利水準をもとに合理的と
思われる範囲で設定をします。
ここまでキャッシュフロー表の作成方法を解説してきましたが、支出までの入力が完了しましたらキャッシュフロー表の「年間収支」を見ていきましょう。
年間収支は「収入-支出」で算出することができます。
年間収支が赤字の場合はその年の資金不足、黒字は資金余剰を意味しています。
黒字の場合は問題ありませんが赤字の場合は年間を通して資金不足となりますので
赤字の分を貯蓄で埋めることになります。
ですので赤字が続いてしまうと思うように貯蓄ができなくなってしまいますので
「支出の見直し」「収入を増やす」「ライフプランの予算の見直し」などで収支の改善策を検討する必要があります。
次にキャッシュフロー表の貯蓄残高(年末の現預金の額)を確認しましょう。
貯蓄残高は「前年貯蓄残高×(1+変動率)+当年年間収支」で計算することができます。
貯蓄残高は現金だけでなく、預貯金や金融資産・iDeCoなどの資産も含まれています。
単年で年間収支が赤字でも将来的に貯蓄残高が増えていれば問題はありませんが、
貯蓄残高が減り続けている場合には収支の改善策を検討する必要があります。
キャッシュフロー表は定期的な見直しが必要
40年~50年と長い期間でみるとライフイベントが追加されたり、支出が増加したりと日々変化していきます。
ですのでキャッシュフロー表は一回作成して終わりではなく例えば年に1回や3年に1回などと決めて定期的な見直しをしましょう。
見直しをすることで今後のライフプランを改めて確認することができますので、
現状を把握することができ、問題点がある場合には改善をしていくことができます。
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不動産の売却・購入に関してご相談がございましたら株式会社 ホーセイ土地にご相談くださいませ。
弊社では不動産の売却と購入をお考えの皆様へ無料でキャッシュフロー表の作成を
させて頂いています。
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