入居前に入居時チェックリストを作成して退去時の原状回復トラブルをなくそう!
皆様、こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますね。
熱中症にならないよう対策をしっかりとして乗り切りましょう!
さて、9月に入る賃貸物件を探す人も増えてくる時期です。
鍵の受け渡しの時に不動産会社から鍵と一緒に「入居時チェックリスト」というものを
もらうことがあります。
そこで今回は「入居時チェックリスト」とは何か?何のために必要なの?などなど。
疑問に思っている人やあるいはこれからお引越しを考えている人のために
詳しく解説していきたいと思います。
入居時チェックリストとは何か?
入居時チェックリストとは入居した時の室内の状況を確認するもので、
「現況確認書」や「室内確認表」などと呼ばれることもあります。
わかりやすいようにホーセイ土地で使用しているものを掲載しておきますね。
この入居時チェックリストはご覧頂くとわかると思いますが、
室内の内装と設備の項目が一覧になっています。
借主は入居する前に室内を細かく確認をしていき破損・汚損の有無とその詳細を
チェックリストに記入していきます。
チェックが終了したら不動産会社に期日までに郵送します。
この作業を行うことで不動産会社・貸主・借主で室内の状況を把握することができます。
入居時チェックリストはなぜ必要なの?
入居時チェックリストを作成する一番の目的は退去時のトラブルを回避することであり、
退去時に入居した時に元々あった破損・汚損なのか。入居後の破損・汚損なのかを
明確にすることで貸主・借主どちらが費用を負担するのかをはっきりさせることが
できます。
もし退去後に覚えのない破損・汚損があった時に
自分がつけた傷かどうかもわからないのに貸主から一方的に修繕の費用を請求され、
渋々支払うことになってしまっては損をしてしまいますよね。
このような状況になってしまわないように
入居時チェックリストは非常に大事な書類になります。
入居時チェックリスト作成時のポイント
ここまでで入居時チェックリストについて説明してきました。
次に入居時チェックリストの作成する時のポイントをご紹介しますね。
①荷物の搬入前に作成をする。
まず一つ目は荷物を運びこむ前にチェックリストを記入することです。
荷物の搬入後ですと破損・汚損が隠れてしまったりして気づかない場合があります。
それに荷物が無い状況の方が見やすいですよね。
なので荷物の搬入前に入居時チェックリストを作成することをおすすめします。
②細かい部分まで確認をする。
2つ目は室内を確認する時にざっと室内を見て終わりということではなく、
部屋の隅々まで細かく見るようにしましょう。
また、扉を実際に開閉してみて建付けが悪くないかや水道から水漏れはしていないか
など設備などは実際に使用してみて異常がないかを確認しましょう。
③破損・汚損箇所は写真を撮って保管しておく。
破損・汚損箇所があった場合には入居時チェックリストに記入をしてその箇所を
写真を撮って保管しておきましょう。
文章だと伝わりづらかったりもしますので写真を撮っておくと証明にもなります。
④破損・汚損箇所があった場合に生活に支障が出る場合には修理・修繕依頼をする。
例えば、水道から水漏れしている。エアコンが使えないなどの場合は遠慮せずに
修理・修繕をしてもらいましょう。
本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます!
入居時チェックリストはほとんどの場合不動産会社から入居時に渡されます。
しかし、不動産会社によっては入居時チェックリストがないこともありますので、
そういった場合には借主自身で入居した時にチェックリストを作成して写真を撮って
おくと良いでしょう。
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